トップページ | 2006年12月 »

2006/11/24

東京コロニーにて種蒔き会を実施

東京コロニー(東京都中野区)にて、昨日11月23日(勤労感謝の日)、ハーブ有機栽培新規事業の第一歩としての種蒔き会が行われました。

当日は、所内のプロジェクトメンバーを中心に、メディア関係の方等にも参加いただき、バイオダイナミック農法による土壌作りから種蒔きまでの工程が実施されました。

プロジェクトリーダーによるご挨拶、バイオダイナミック農法の簡単な説明の後、実際にレターメ(調合剤:牛糞を発酵させたもの)を温水に入れて1時間かき混ぜ土壌に散布、数種の種を植える作業が皆で行われました。

1

当セミナーレ・エ・ヴィーヴェレからは3名のメンバーが参加、バイオダイナミック農法による種蒔き作業についてのご指導などでお手伝いさせていただきました。

このたび植えた種は、メリッサ、カレンデュラ、カモミール、フェンネル、コリアンダー、ヒソップ、セージ、ゼニアオイ等で、今後同様の方法で植える種の種類と栽培面積を増やしていく予定とのことです。

種蒔き作業の後はプロジェクトメンバーの方々にご用意していただいたフタバベーカリーのパン、チーズ、有機野菜、ココファームやイタリアのワイン、また株式会社アイディープロジェクト様よりご提供のミネラルウォーター等にて小さなパーティが催されました。

http://www.colony.gr.jp/futaba.html

www.idproject.jp/

当日は幸い天気にも恵まれ、新しい未来の種を蒔く日にふさわしい、温かな催しとなりました。

|

2006/11/22

東京コロニーが新規事業として有機ハーブ栽培事業を開始

社会福祉法人東京コロニー(東京都中野区)は、地域における障がい者の仕事・仕事場づくりへの取り組みの一環として、当施設内の遊休スペースを活用したハーブ・野菜・花類の有機栽培事業を開始します。

栽培する植物は、食に対する安全性やライフスタイルに対する意識の高い20~40代女性をターゲットに、観賞用のハーブ・花の鉢植え、飲食用のハーブ・野菜の鉢植え、料理材料としてデザイナーやクリエイターとのコラボレーションにて開発し、都内のセレクトショップ、インテリアショップ、グリーンショップ、カフェ、オーガニックレストラン、料理教室等の提携・協賛パートナーを介して販売または、使用してもらうことを計画しています。

遊休スペースを活用し、障がい者が通いやすいそれぞれの地元でも取り組め、重労働・複雑な作業ではないが手間のかかる作業を行える、福祉作業所や授産施設等が競争力を持ちうる事業モデルとして取り組みます。

有機栽培については、ヨーロッパに古くから伝わる有機栽培農法である「バイオダイナミック農法」を採用し、有機栽培の中でも手間ひまはかかるが美味しさ・美しさ等で差別化できる付加価値の高い製品を目指します。

主なスケジュールは、2006年11月23日種植え、2007年1月植え替え、2~3月製品企画、5月初出荷としています。

当初は、中野印刷所の屋上200平米を活用し栽培を開始し、2007年5月母の日ギフト用ハーブ・花類鉢寄せ植えの限定販売を計画しています。

Dsc01984_2

農作業指導および製品企画販売等に関しては、イタリアのNPO法人セミナーレ・エ・ヴィーヴェレが支援を行います。

各農作業については、東京コロニープロジェクトブログにてご報告していく予定です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

社会福祉法人 東京コロニーとは
昭和26年に結核回復者の社会復帰を目指す団体として設立、昭和47年に社会福祉法人東京コロニーとなりました。現在8つの授産施設(社会就労センター)と2つの福祉工場にて、障がい者が働く場をつうじ「完全参加と平等」を実現していくことを事業目的に印刷やIT事業、メールサービス、障がい者アートの有料貸出し事業、グループホーム運営、防災・産業安全用品製造販売、縫製、製袋などを行っています。
所在地(法人本部) 〒165-0023 東京都中野区江原町2-6-7
http://www.tocolo.or.jp
在籍者数 593名 (うち障がい者332名 2006年03月31日現在)

バイオダイナミック農法とは
人智学やその教育で有名なオーストリアの学者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が提唱した「自然と人間との調和」をコンセプトに、植物そのものが本来持つパワーを最大限発揮させようという有機栽培農法です。古くから伝わるヨーロッパの農法を集約したこの農法では、農薬・化学肥料・殺虫剤を使用せず、作業はすべて天体運行(星/月/太陽の活動)にあわせ手作業で行います。現代では学術的にも効果が認められヨーロッパでは権威あるオーガニック農法として定着しています。日本で知られるバイオダイナミック作物を原料に作られた製品としては、自然化粧品の「ヴェレダ」、「Drハウシュカ」、「ジュリーク」、「タウトロッフェン」、「マルティナ」や、ワイン、ジュース、ハーブティーなどがあります。
詳しくは
http://seminareevivere.cocolog-nifty.com/blog/cat5360699/index.html

NPO法人セミナーレ・エ・ヴィーヴェレとは
「Seminare e Vievere」と書くこの言葉はイタリア語で「種を蒔いて生きる」という意味です。NPO法人セミナーレ・エ・ヴィーヴェレは、有機栽培農業と福祉とビジネスを融合させることにより、特にハンディキャップを持つ人々の雇用の創出を目的に、イタリアの有機農業を行う農家のメンバーを中心に2006年イタリアにて設立されました。基本的な活動は、世界各地の福祉作業所・授産施設・企業等団体に対しバイオダイナミック有機栽培農法の種子・肥料の無償供与、栽培指導員の無償派遣、また製品の企画・販売にまつわる支援を無償で行い、各地での生産活動の創造をお手伝いしています。活動拠点は、現在イタリア本国と日本および中国にあります。

障がい者雇用の現状とは
(参考書籍)
元ヤマト運輸会長 小倉昌男著 「福祉を変える経営 障がい者の月給1万円からの脱出」
~知っていますか?障がい者の1ヶ月の月給が1万円に満たないことを。~
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822243648/ref=pd_bxgy_b_img_b/250-4483925-0085802

|

お問い合わせ

支援先様

福祉作業所・授産施設・社会福祉法人・特例子会社・一般企業等の団体でセミナーレ・ヴィーヴェレ・ジャパンによるお手伝い(有機栽培植物種子・肥料の無償供与、栽培指導員の無償派遣、生産品の企画・宣伝・販売にまつわる活動の無償支援等)を希望される方は下記アドレスにお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

ご連絡をぜひお待ち申し上げております。

協賛企業・者様

セミナーレ・ヴィーヴェレ・ジャパンでは支援活動にまつわる植物種子・肥料の購入費、栽培指導員の交通費についての活動費を必要としています。当方の活動に賛同いただき、お力添えをいただける企業様、個人の方は下記アドレスにご連絡いただけますようお願い申し上げます。


雑誌社・新聞社・各メディアの担当者様

セミナーレ・ヴィーヴェレ・ジャパンのお手伝いする各施設の活動につき、取材等していただける方は下記アドレスにお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ・ジャパン事務局

fwis4210★nifty.com

(★を@に変えて送信してください)

|

2006/11/20

バイオダイナミック農法とは

Photo

バイオダイナミック農法とは、人智学やその教育で有名なオーストリア出身の学者ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が1924に提唱した「自然と人間との調和」をコンセプトに、ひたすら自然の摂理にしたがって種を撒き、栽培し、収穫することによって、植物そのものが本来持つパワーを最大限発揮させようという有機栽培農法です。

農薬・化学肥料・殺虫剤を使用しないのはもちろんのこと、農作業はすべて天体運行(星/月/太陽の活動)にあわせ、手作業で行います。

1924年にシュタイナーがドイツでバイオダイナミック農法に関する講義を行って注目を浴びて以来、ヨーロッパにおける権威あるオーガニック農法として定着しています。

このバイオダイナミック農法が生まれた背景には、1800年代後半からヨーロッパで使われだした燐酸系・窒素系化学肥料により何百年も続いてきた農地が次々と不毛の地と化していったことがあります。

第一次世界大戦の不況の時期と重なり、化学肥料の多用により作物の味、病虫害への抵抗、家畜の健康、タネの発芽率などが著しく低下するという弊害が発生し、ヨーロッパにおける食物不足をより深刻なものにしました。

475650087009それに対応するために、当時著名であった学者シュタイナーは農民たちに請われて、現状を変える効果的な農法の考案を行ったのです。

内容は、ハイテクや最新技術を駆使したというものではなく、古来からヨーロッパに伝わる農法を現代人に分かりやすく再編成した伝統農法の集大成といえます。


簡単に言えば、植物は古代から農薬を用いなくても害虫に対抗する力を持って種の保存をしてきたわけで、その本来の力を最大に発揮させるため土中の有機物(バクテリア)等の働きを活発にさせたり、伝統的に農作業を行うちょうど良い時期等をカレンダーにして分かりやすくした伝統農法(有機農法)の教科書という感じです。

イタリアで農家を営む私たちのメンバーも、当初は普通の有機栽培を行っていましたが、半信半疑でこのバイオダイナミック農法に変えてみたところ、作物の味や成長度合い、強さに明確な違いが現れたため全面的に変更したという経緯があります。

手間ひまは農薬農法の5倍以上かかる大変なものですが、食物やハーブに手間や真心に見合う美味しさや効能、そして付加価値が出るとして続けています。

西洋圏では1924年以降脈々と続けられてきましたが、日本においては狂牛病など最近の化学農法へ危惧や健康志向から有機栽培製品(オーガニック製品)への関心が最近高まり、このバイオダイナミック農法も広く知られるようになりました。

日本にもバイオダイナミック農法を実践している農家が各地にあります。

日本で知られるバイオダイナミック作物を原料に作られる製品としては、自然化粧品の「Drハウシュカ」、「ヴェレダ」、「ジュリーク」、「タウトロッフェン」、「マルティナ」や、ワイン、ジュースなどがあります。製品の多くにはDemeterマークがついています。Photo_2

またDemeterとは、「バイオダイナミック農法」を実践する農家による社団法人・認証組織です。

科学が進歩した現在では学術的にも有効性が証明され、Demeterの安全基準はEUのオーガニック規定よりもはるかに厳格なものとなっています。

ヨーロッパの消費者の間では、Demeterマークが付けられたオーガニック製品は安全で質の高く信頼のおけるものとして認識されており、ドイツなどでは、このマークがついた食品や化粧品などをたくさん見ることが出来ます。

.

|

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ・ジャパンの事業概要

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ・ジャパンでは、様々な分野でご協力いただける皆様とともに、主に以下のような活動を実施して参りたいと考えております。

ハーブ・野菜・花等の有機栽培の支援

全国の福祉施設・特例子会社・企業等に対し、現地イタリアの農家より、有機ハーブ・野菜・花等の種子の供与、バイオダイナミック農法による栽培指導員の派遣等を行い、各施設での栽培を支援させていただきます。

障害のある方が仕事として、太陽の下で植物や土と触れ合う機会を創り出して参ります。(②の商品化・販売支援と一体となった活動)

有機ハーブ・野菜・花等の商品化・販売支援

マーケティング・チャネル構築・販売活動に長けたメンバーにより、各施設等で有機栽培により生産されたハーブや野菜・花等を用い、デザイン性、安全性、効能、希少性、話題性、ストーリー性等の多用な要素により高付加価値かつ差別的優位性をもつ商品を企画をお手伝いします。

障がいのある方の携わる加工等を経た商品を自ら買い上げ、または各事業パートナーを介して市場に提供していくことにより、障がいのある人々の仕事を生み出す継続的な事業活動として育てて参ります。




支援先さまへの活動は、基本的に無償にてお手伝いさせていただきます。


|

リンク

支援先

社会福祉法人 東京コロニー
http://www.tocolo.or.jp/
ハーブ・プロジェクトブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/isobe0803jp/MYBLOG/yblog.html



協賛企業

(準備中)

Seminare e Vivere

イタリア本国公式ホームーページ
http://www.seminareevivere.org/

中国ブランチブログ
(準備中)

|

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレの使命

  
  
身体・精神・知的に障がいを持ちながら、働く意志を持ち自立を望む人たちは困っています。


この豊かな日本においても障がいをもつ人たちの月収は1万円以下という職場が多く、多くの障がい者は、親元で障がい者年金を頼りになんとか暮らしてはいるものの、親から離れて自立生活できる状況ではないといえるのです。

また、仕事そのものの機会もその種類も非常に限られています。

最近の企業のCSRに対する取り組みから、法定雇用率の達成に向けての動きは出てきていますが、未だ目標値に達する企業は少ない状態といえます。

障がい者就労の大多数を占める福祉施設における就労も、差別化のしづらい孫請け的作業が多く、障がいのある人々が自立するに十分な給与を支払い、かつ働き手が社会参画の意識とやりがいを感じることのできる、特徴ある高付加価値な仕事を創り出せている所はまだまだ少数にとどまります。

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレは、有機農業とそれに関連する生産活動を通じて、障がいのある人々に十分な収入とやりがいを得ることのできる就労機会を創り出すことのお手伝いを大きな使命としています。


そして同時に、「種を蒔き、生きる」という太古から人間が自然との共生の中で続けてきた営みの大切さを社会に再啓蒙し、自然環境と調和した持続可能な農業により地域や地球の環境を守り、安全で健康的な食の充実を図ってゆくことを目指した活動に挑戦して参りたいと存じます。
 
 

何卒よろしくお願い申し上げます。





|

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレとは

「Seminare e Vievere」

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレは、有機農業を通じてハンディキャップを持つ方々の仕事を創出していくことを目指している非営利活動法人です。



「Seminare e Vievere」セミナーレ・エ・ヴィーヴェレと読むこの言葉は、イタリア語で「種を蒔き、生きる」という意味です。


セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ(ASSOSIAZIONE SEMINARE E VIVERE)は、有機農業促進とその生産物の生産・販売を通じて、特に心身に障がいを持つ人々の雇用の創出を目的に、イタリア・ピエモンテ州でバイオダイナミック農法という有機農業を行う農家のメンバーを中心に2006年に創立されました。


現在、日本およびイタリア、中国等で活動を行っています。


母体はイタリアのピエモンテ州の有機農業を行っている農家のメンバー、そしてその有機栽培ハーブを用いた自然化粧品を生産しているメーカーの生産サイドのメンバー、また世界各地におり世界中に各ブランド・製品をプロデュース・販売しているマーケティングサイドのメンバーとなります。


ご縁があって、自分たちの得意で身の丈でできることから、障がいをもちながら自立を目指している方々のお手伝いさせていただきたいということで始まった活動です。


この豊かな日本においてもハンディキャップを持つ方々に仕事がなく自立が困難というという現状に、イタリアの農家のメンバーの「植物は愛情で育つ。愛情が多ければ多いほどいい。協力するからみんなでやってみよう。」というのが始まりでした。


人にはそれぞれ個性があります。
手間のかかる雑草抜きや堆肥作りなどの作業が得意な方もいます。また、植物に対して愛情たっぷりの方もいます。


太陽の下で、皆で作ったものが美しく、また美味しいものになって多くの方に喜ばれるよいうことは、やりがいのある素敵なお仕事であると思います。

地平線まで続く広大な畑と、そこから得られる豊かな収穫も、最初は一粒のタネから始まります。私たちも、小さな活動を出来るところから地道に実践し、ひとつひとつの成果をさらに次の営みにつなげてゆくことを続けることで、植物の繁殖のように活動の輪を広げていければと考えています。

公式ホームページ(伊語)
http://www.seminareevivere.org/

中国ブランチブログ
(準備中)

セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ・ジャパン連絡先
fwis4210★nifty.com
(★を@に変えて送信してください)



|

2006/11/19

公式ブログ開設のお知らせ

イタリアのNPO法人Seminare e Vivere(セミナーレ・エ・ヴィーヴェレ)の日本における活動についてご紹介する公式ブログを開設いたしました。

今後、当法人がお手伝いするプロジェクトについてご紹介していければと思います。

よろしくお願い申し上げます。

公式ホームページhttp://www.seminareevivere.org/

|

トップページ | 2006年12月 »